4話はセイが覚悟を決めるお話でした。
話が大きく動いた一話でもありましたね。
回復魔法を独学で覚えたセイは、顔見知り騎士が参加した討伐で腕を失くしたことを知ります。
魔法を使えば自らが聖女であると知られてしまいますが、知り合った騎士が落胆しているさまを見ていられませんでした。
5割増しの力はもちろん魔法にも適応されています。
覚悟を決めたセイは失われた腕を再生し、軽傷から重傷まで、怪我をした騎士全員を回復魔法で癒しました。
今回は見ていて心の締め付けられるものでした。
聖女としてではなく一研究員として細々と暮らしたい、と思っていたセイにとって重傷者を治療するというのは覚悟のいるものだったと思います。

聖女の魔力は万能です5話「鑑定」のあらすじ

所長のヨハンとともに馬車に乗り、セイは宮廷魔道師団に向かいます。
国内で人物の鑑定が出来る唯一の人間、宮廷魔道師団長ユーリ・ドレヴェスが長い昏睡状態から目覚め、先延ばしにされていたセイとアイラの鑑定が行われることになったのでした。
ユーリから鑑定魔法をかけられたセイは無意識に弾いてしまいます。
魔法を拒否しなかったにも関わらず弾いてしまうのはセイの魔力量がユーリよりも多いからだと説明されその場にいた全員が驚きます。
鑑定の代替案として回復魔法の使用を提案されたセイは自分にむかってヒールを唱えましたが、その後ユーリの唱えたヒールとは明らかに差がありました。
ユーリは国王への報告で確証はないがセイが聖女であると断言します。
国王は第一王子が行ったセイに対する数々の無礼な態度に頭を抱えるのでした。
王宮の使者から国王からの謁見を望まれセイは渋々承諾します。
謁見の準備として王宮の侍女たちの手により美しく飾り立てられ、護衛として迎えにきたアルベルトと広間へ向かうのでした。
聖女の魔力は万能です5話「鑑定」の見どころ
今回はセイが聖女であるかの鑑定を中心にしたお話でした。
セイとアイラ、ふたりを召喚して以降魔物の数が徐々に減っていることから聖女が召喚されいることに間違いはないとヨハンに断言されセイは不安になります。
聖女だった場合、騎士団とともに討伐へ向かわなければならなかったのです。
自分が聖女だと確信のあるセイは戦闘に混ざることに狼狽え、そして自分が聖女と鑑定されずにまだ年若いアイラが戦闘に向かうことも良く思えないようでした。
鑑定魔法の性質から魔法を受け入れなければならないと説明を受けますが、セイは魔道師団長のユーリよりも魔力量が多く意思とは反対に弾いてしまいます。
回復魔法を使ったセイは金色の粒が舞っていることを指摘され、ユーリもセイもその金色の粒が聖女の証だと考えるのでした。
後日王を含む国の様々な人間に謝罪され、更にはポーションや騎士団への功績をふまえ報奨を受けるように言われセイは悩んでしまいます。
考えた末、魔法の指導者と新しいポーションの情報に通じる本を求めて禁書庫の閲覧を求めました。
聖女の魔力は万能です5話「鑑定」のネタバレ感想
推しの姿に涙を流しながら拝んでしまいました。
第三話ぶりの動き喋り頬を染める推しの姿はそれはもう後光が射すほど光り輝いていたんですけどうちのテレビだけですかね。
セイさんの金色の粒が画面にでも残ってたんでしょうか。
新しいキャラクター、ユーリ・ドレヴェスも出ていらっしゃいました。
大変お美しく……召喚されたときに倒れていた方ですかね。
ずっと伏していらっしゃったようで、お目覚めになられてようやくセイさんやアイラちゃんの鑑定が行えるようになりました。
そして公の場で、しかも国王だけでなく様々な人が謝罪していた、ということを知った第一王子の話も少し出ましたね。
あの方は一体……どう……なにをしたいのでしょうか……反乱起こす気満々な描写でしたね。
あの宣言なんてまさにって感じで……
セイさんには心穏やかにホークさまと過ごしてほしいんですが……
4話の感想はこちら

アニメ「聖女の魔力は万能です」記事一覧
まとめ
確証はありませんでしたが国王やユーリはセイを聖女と確信しているようでした。
そしてセイ自身も聖女だと更に強く自覚した回ですね。
聖女は討伐に参加すると聞きセイは戦闘に混ざることに不安を覚えます。
現代日本で生きてきたセイにとって【討伐】や【戦闘】はまさに未知のもので恐怖の対象でしかありません。
自分が参加することも、ましてや年下のアイラが参加することも躊躇するのでした。
報奨が禁書庫の閲覧と魔法を勉強するための指導者、というのはとてもセイらしいように思います。
どちらも自らの研鑽に関わるもので、セイの勤勉さが伺えますね。 アニメ【聖女の魔力は万能です】、次回も非常に楽しみですね!