9話はセイが聖女だと、そしてアイラが聖女ではないと周知されたお話でした。
西の森の一件で聖女だと周知されたセイに対し、討伐に出ないアイラの身代わりなどという言動を見咎められたカイルたちは謹慎を申し渡されます。
そして後見人がカイルから第二王子のレインへと移り、エリザベスの協力もあり漸くアイラとセイが対面を果たしました。
カイルと離れ、聖女でないと判断されたことにより身の振り方を悩んでいたアイラは、セイやエリザベスに背中を押され魔術師団への所属を目指しました。
そしてセイのもとには地方討伐への打診があります。
セイの参加を断るつもりでいたアルベルトとヨハンでしたが、派遣先が薬草の一大産地で薬師の聖地、と呼ばれていると知ったセイは乗り気で参加するのでした。
聖女ではないアイラを担ぎ上げたバカ王子、というカイルの思惑通りにことが進みましたね。
少し切ない別離になりましたが、お互いが抱いていた心苦しさはなくなったのではないでしょうか。
別離が切ない【聖女の魔力は万能です】10話のあらすじとネタバレ感想です。

聖女の魔力は万能です10話「日記」のあらすじ

クラウスナー領へと到着したセイたち一行。
領主との晩餐の場で最高の薬師だという専属薬師という立場の人間の紹介を提案されます。
暫くは討伐には出ず周辺の調査に入るとアルベルトから聞いたセイは提案を喜んで受け入れました。
翌日専属薬師のコリンナ、クラウスナー領の傭兵団取りまとめているレオンハルトと知り合います。
コリンナとは薬草や薬効の知識を共有しあい親交を深めました。
そして貴重な文献でもある一冊の日記を手渡されます。
日記は聖女と思われる女性のもので、セイが探していた【祝福】に関するものでもありました。
更に読み進めようとした矢先、部屋の外が騒がしくなります。
調査に出ていた傭兵団たちが魔物に襲われたようでした。
傷付いた傭兵団員をヒールで癒していると、騎士団にも大きな被害がでていることを知ります。
西の森で挟撃されたことを思い出したセイは慌ててアルベルトのもとへ走るのでした。
聖女の魔力は万能です10話「日記」の見どころ
クラウスナー領でセイは薬の知識を深めます。
与えられた知識を受け入れるだけでなく、自らの知識を共有するのがとてもセイらしく思いました。
セイの知識を受け入れたコリンナもまた器の大きい人のようです。
そしてオープニングにも出ている新たなキャラクターも登場しました。
快活とした青年でしたね。
聖女だったと思われる女性の日記には、ひたすらに病気で伏せる弟を助けたいことが書かれていました。
薬の目処もたち、あとは素材となる薬草の採取のみとなりますが飢饉に見舞われた当時のクラウスナー領では育ちません。
弟を想う一心が土壌に魔力を与える【祝福】を成功させたのでした。
日記を読みふけるセイの耳に届いた騎士団の被害状況。
慌てて騎士団のもとへ向かい、そこで目にしたのは腹部を血だらけにしたアルベルトの姿でした。
動揺するセイの体からひと際強く金色の光が溢れました。
聖女の魔力は万能です10話「日記」のネタバレ感想
地方討伐へ向かったセイたち。
領主とコリンナの間でなにか企てのありそうな描写がありましたが、この作品のことですからセイに害をなすようなものではないのでしょうね。
聖女と思われる女性の日記ではセイが探していた【祝福】に関する情報もありました。
地方の飢饉を救った魔法なら魔道師団などで共有されていてもおかしくはないように思いますが、師団長のユーリが知らないということはなにかしらの要因があって秘匿されているのでしょうか。
その辺りについても今後触れられるのでしょうか。
そしてわが推しホークさまもいつも通り素晴らしかったです。
晩餐が終わった後のセイとの会話はもうほんとにたまりません!!
やさしい櫻井さん(中の人)の破壊力がもうすごいんですよ~!
セイの力が発動したあとにふたりでベンチに並ぶシーンも大変かわいらしく……
セイを覗き込むきょとん顔のホークさまのご尊顔が美しく少し幼く描かれていて、まるでゲームボーイ時代のコ○ッタのような鳴き声が出ました。

ヴァッ!!
9話の感想はこちら


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聖女の魔力は万能です10話のあらすじとネタバレ感想まとめ
オープニングにも単体で描かれる新たなキャラクターが登場しました。
喜怒哀楽がわかりやすい素直そうな青年でしたね。
これからどうセイたちと深く関わっていくのでしょうか。
そしてセイの力の根源も判明しました。
スランタニアの人々を想う心、という優しさからくるものではなくシンプルにアルベルトへの恋心からくるものだったようです!
早い段階からセイはアルベルトへの好意を自覚していましたし、アルベルトからの好意にも気付いていましたが進展がないまま結構な時間が経過しているように見えますが……
この先ふたりは進展するのでしょうか。
次回も楽しみです!