ミステリと言う勿れ漫画2巻のネタバレ感想!バスジャック事件完結と相続事件!?

バスジャック事件で行きそびれた美術展が広島でも行われることを知った久能。
道中の新幹線のなかで不思議な手紙の謎を解きながら広島に向かいます。
そこで美術展が広島で行われると教えてくれた犬童我路の紹介だという少女、狩集汐路から汐路の命を守るバイトをしないかと持ちかけられました。
遺産相続争いが起こるたび死人の出る狩集家。

ミステリと言う勿れ3巻では狩集家の遺産相続人たちに降りかかる奇妙な事故と狩集家の謎に迫ります。

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目次

episode4-2 相続人の事情

話し合いをしませんか、という久能の提案を一蹴する相続人。
それはそうだと言う汐路に促され、久能は狩集家に招かれます。
室内のいたるところに飾られた盛り塩やアメジストドームなどの魔除けとされるもの。
通された部屋で汐路は無理矢理連れたことへの謝罪、そしてきてくれたことへの感謝を述べました。

翌朝汐路目掛け植木鉢が降り、朝食後に誘われた広島焼の店で汐路から狩集家の遺産相続争いと父親の死について聞かされ改めて手伝うよう頼まれたりと忙しなく朝が始まります。
相続した蔵を調べはじめた久能と汐路。
汐路の記憶と久能の持つ知識の答え合わせをしかけたとろこで相続人の一人、波々壁新音が現れます。
自分の蔵の中身は宮島焼きの焼き物ばかりだという新音。
焼き物は本物だけと偽物だけと両方あるものと様々でした。
久能が考えていると狩集家を担当する弁護士の孫で汐路の初恋の車坂朝晴が現れます。
朝晴の車で宮島焼きの店に向かい話を聞いていると汐路の父と新音の母も来たのだと店主から知らされるのでした。

新音がゆらの娘にスパイのようなことをさせようとしていたときの久能の反応は、子を持つ親としてどきっとしました。
自分が子供だったころ親に思ったことをどうして親になると子にしてしまうんでしょうね。
自省です。

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episode4-3 落とされたものは

理紀之助の相続した蔵には埃と蜘蛛の巣で真っ白になった鎧兜の置物と錆びだらけの刀剣がありました。
臨床検査技師である理紀之助は刀についた血が人の血液であるか調べると言います。

夕飯の時間となり食卓に集まる一族の人々。
しかしゆらの姿が見えません。理紀之助と新音も食卓にはつかず汐路は怒ります。
ふたりを呼び戻し食卓へ戻ろうとしますが、階段には油が塗られており足を滑らせ汐路と新音は階段から滑り落ちます。
動揺する新音と怒る汐路。
更に姿の見えなかったゆらは蔵のなかに閉じ込められており相続人たちの疑心暗鬼は深まっていくのでした。

翌日再び汐路が相続した問難の蔵を調べるふたり。
床板の隙間に一枚のチケットを見つけました。
その夜、緩んだ柵の外側に短刀を埋める人影に久能は声をかけます。
そして終わったかと思われた遺産相続事件は別の形の殺人事件として久能の脳裏に過るのでした。

汐路の無邪気さに隠された父親への思い。
遺産争い編で出てきた【セメントが固まる前】というような表現は幼い汐路の心に残された傷跡のことだったのでしょうか。
遺産争いから予想外の展開へと発展していく事件を一心不乱に読み込んでしまいます。

episode4-4 鬼の集い

いとこたちを集めた久能。汐路に呼ばれた朝晴も参加します。
そこで一族の写真を見せ、命を落とした人たちの共通点を指摘しました。
当てはまる汐路の父と新音の母が一族について調べ始めその一端に触れたため殺されたのだと久能は考えます。
攻撃されると攻撃的になる、と自称する久能は昨夜車に轢かれそうになったことで遠慮なく調べることにしたようです。

蔵に落ちていた芝居のチケットから主宰者を訪ね、脚本を書いた人物がすでに自殺していたことと芝居のダイジェストDVDを手に入れます。
芝居は狩集家を題材にしたと思われるようなものであり、相続人たちは不快感を顕にしました。
芝居の話を確認するため蔵の床板を外し掘り返します。
そして出てきた大量の人骨。
理紀之助が刃物や人骨の鑑定を申し出ます。
ゆらもまた、殺された一族と同じ共通点を持つ娘の幸を守るために得ていた情報を共有するのでした。

狩集家が抱えた闇を一際大きく紐解いた一話でした。
作中の昔話はフィクションだとわかっていても、とても丁寧に作られており実際にありそうだ、と思ってしまいました。
そしてバスジャック事件のときにもありましたが、心に重くのしかかる思いを救う久能の言葉はとても染みますね。

episode4-5 殺すのが早すぎた

いとこたちや朝晴と合流し調べたことのすり合わせをします。
朝晴は祖父である車坂弁護士の意見を、理紀之助は錆びた刃物の鑑定結果を、新音は母たちの事故を担当した刑事に聞いた話を、ゆらもまた別の刑事から自殺したマリの弟の話を。
それらを聞いた久能は汐路の父たちが正当な子孫を見つけたのだと推測しました。
そして事故を担当した刑事から焼け焦げたプラスチックの小さなカケラが見つかっていたこと、それはUSBのフタだったのでは、と言われたという新音の言葉に子孫の名前や住所などを保存していたのだと考えるのでした。

ひとつひとつ紐解くうちに汐路の記憶も呼び起こされ、事件当日のことも思い出します。
そして久能はUSBの在り処を見つけ、関係者全員へ知らせます。
誘導された犯人が、躊躇なく記載された住所に火を放ちに来るとは思いもせずに。

汐路の父たちを殺した犯人、そして狩集家の一族を殺してきた犯人がわかる話でもありました。
USBの話が出てからはワンパターンというか、ベタベタでしたね。
好みがわかれそうな展開で、このあたりからレビューに低評価が混ざり始めるのはこういうことでしょうか。
予定調和な展開もそれはそれで気疲れしせず読み進められるので個人的には楽しめました。

ミステリと言う勿れ 3巻 まとめ

謎解きまではテンポも良く読み進められましたが犯人が登場したあたりで少しだれましたね。
中途半端なところで切られていたのも原因でしょうか。

少し調べてみたところ、誌面で1話分として掲載された4−5が単行本化した際に3巻と4巻に分割されてしまったようです。
犯人の動機や詳しい部分は次巻に持ち越しのようですね。

ここから新たな驚きや新鮮味を出すのはなかなか難しいのではないのでしょうか。

どのような答え合わせができるか楽しみですね。

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