東京卍會 副総長ドラケンこと、龍宮寺堅。
ここでは、ドラケンについてマイキーやエマとの関係、それぞれの世界線での未来、ドラケンの魅力などを通して簡単に解説していきます。
また、声優さんなどキャストについても紹介していきます。
ネタバレは嫌って方、この記事を読んでも漫画は全然楽しめますので、ぜひ漫画を読む事をオススメします!
龍宮寺堅(ドラケン)プロフィールは?
身長/体重:185cm/75kg
血液型:O型
誕生日:1990年5月10日
愛機:KAWASAKI ZEPH YR400
所属:東京卍會(副総長)→梵(ブラフマン)所属
ドラケンの最大の特徴は髪型。
あの髪型は”弁髪(べんぱつ)“と呼ばれる髪型で、現在では中国を連想させる代表的な髪型となっているようです。
ドラケンの場合、自分のルーツとかの関係ではなくタトゥーを際立たせるためのオシャレなのでしょう。
社会的な公式の場(例えば186話では葬儀)では、タトゥーを隠すためなのか髪を下ろしている。
龍宮寺堅(ドラケン)の強さは?
ドラケンの強さについて、3つの点から考察していきます。
- 血のハロウィン
-
半間を囲んでいる芭流覇羅のメンバーを一瞬で10人吹っ飛ばす
- 聖夜決戦
-
教会の外に待機していた黒龍の精鋭100人をドラケン1人で倒した。
さすがに息は上がっているようだが、ほぼ無傷。 - 関東事変
-
稀咲を担いで逃げた半間をタケミチと追う。
ドラケンと再び対峙した半間から「やっぱ強ぇな」と口にする。
稀咲が逃げ切ったと思われるタイミングで負けを認めた。
以上の3つのことから、少々喧嘩の強い人間が束になったよりも圧倒的に強く、半間に負けを認めさせるほどに強いということが分かります。
この強さに加え、割れた瓶やナイフなど武器を持った相手に対しても丸腰で怯むことなく立ち向かって行くところが、ドラケンの強さを際立たせているものと考えられます。
現在進んでいる高校生編では、六破羅単代の寺野 南(てらの サウス)と対峙しています。
ドラケンはサウスに一撃で吹っ飛ばされてしまうが、温まったと言ったドラケンはサウスとほぼ互角に戦っていました。
サウスが新キャラで不明点が多いため比較項目からは外したが、かなりの強者であると思われますね!
マイキーの良き理解者ドラケン
マイキーにとって東卍でも、それ以外でも良き理解者であるドラケン。
副総長としての側面と親友としての側面から、どんな存在なのか迫って行こうと思います。
東京卍會 副総長として
ドラケンは副総長として、いつも集会を仕切ります。
連絡事項の伝達、各隊からの情報の吸い上げなど重要な役割を果たす。
予期せぬことが起こっても、マイキーはどっしりと構え、ドラケンが対処することが多い。
これは互いに信頼関係を構築し、総長・副総長として意思の疎通がしっかり取れているから任せられるのだろう。
ドラケンの副総長としてのこの仕切りが、マイキーの総長としてのカリスマ性を高めているように感じました。
親友として
ドラケンとマイキーの喧嘩は日常茶飯事。
喧嘩のキッカケとなった原因は、喧嘩中に忘れてしまうようなものが殆んど。
3巻17話での喧嘩ではパーちんの件が発端だったがタケミチがどっちの友達かという件に刷り代わり、東卍を二分するかもしれない大事にまで発展。
手当たり次第に物を投げたり、壊したりしていた。
仲の良い証なのだろうが、強いもん同士の喧嘩のため一見するとなかなか物騒である。
その一方で、お子さまランチに国旗がないと駄々を捏ねたマイキーに、どこからともなく国旗を出してマイキーのワガママを収めたりもする。
2巻12話ではファミレスだったが、お腹一杯になると直ぐに寝てしまうマイキーは、いつもドラケンにおんぶされているようです。
あの大きな背中でおんぶしてもらうとか、さぞ寝心地は良いのだろう。
ちびリベ5話では、どんな学校生活を送っているのか描かれていた。
ドラケンはマイキーを起こして、学校に連れて行き、給食の時間に起こして準備と片付けをする。
下校時に起こして…
親友というより、もはやオカン!
ドラケンの未来は波乱万丈
ドラケンはタケミチやマイキーと関わりが深いだけに、それぞれの世界線で波乱万丈な未来を迎えている。
ここでは、ドラケンの未来について簡単に解説していきます。
83抗争直前の未来
ドラケンは死刑囚となっていた。
死刑となった理由は、おそらく殺人。
ドラケンの回想と思われる描写の中で、2人が血を流して倒れていました。
稀咲の指示で、少なくとも2人以上を殺害していることになります。
血のハロウィン後の未来
ここでは全く触れられていなかったが、おそらく死亡していると考えられます。
その理由としては、幹部会の後にパーちん・ペーやんが殺害されていること、三ツ谷やアングリーが不在であることが挙げられる。
聖夜決戦後の未来
ドラケンは死亡していた。
死因は何者かによって斬殺されたのでした。
タケミチを除く他の東卍幹部クラス全員が、射殺・絞殺・焼殺など残忍な方法で殺害されていた。
関東事変後の未来
パーちんの結婚式に、他の東卍メンバーと共に出席していた。
この世界線の未来では、イヌピーと共にバイクショップを経営。
せっかくタケミチに生かしてもらった命。
現在進んでいる高校生編では、未来は来るのか!?
ドラケンの魅力
ドラケンの魅力と言えば、大人っぽさと子供っぽさが同居していること、硬派なヤンキーであることが挙げられるでしょう。
大人っぽい部分と子供っぽい部分については幼少期やエマとのエピソードから、硬派なヤンキーについては物語を通しての発言や行動から、魅力と感じた一部分を紹介していきます。
どんな幼少期だった?
ドラケンには幼い頃から両親がおらず、ファッションヘルス経営の正通さんが育ての親となります。
お店は自宅も兼ねており、ドラケンは幼い頃から必然的に大人と関わることが多かった。
ドラケンの大人っぽさの要因の1つとして、この育った環境が大きく影響していると考えられます。
エマとの関係
エマとの関係が一番子供っぽさが出ているように見えます。
例えば…
「オイ!エマ!!」と乱暴に呼んでみたり、プレゼントの縫いぐるみをラッピングもなしにぶっきらぼうに渡してみたり。
タケミチにエマとの写真を大切にしていることについて言われると「うっせぇ!!」と一蹴したり。
小学生が好きな子に対して取る行動そのものじゃないですか。
(今の小学生は分かんないけど…)
硬派なヤンキー
この場での硬派を以下のように定義して、ドラケンの硬派なヤンキーについて取り上げて行きます。
- 行動や発言に筋が通っている
- 古きよきヤンキーを継承している
女の子に対する扱いが優しい
エマへの扱いは好き故に雑なところがありますが、タケミチを試すためにヒナの腕を握った時には力を加減して引っ張ったりしなかった。
さらに後日、きちんと謝罪もしていた。
女の子の扱いは、あの環境が育んだものなのだろう。
言い回しが、ちょっと昭和
「このコ、タケミっちのヨメだから」
エマにヒナを紹介する時に言っていた言葉です。
“カノジョ”とは言わず”ヨメ”と言っているあたりに、ちょっと昭和感を感じる。
上下関係はキッチリと
副総長として集会を仕切る時はマイキーに「お疲れ様です!」と部下に手本を見せるように挨拶をしていた。
また、キヨマサには総長への挨拶の角度がなってないと厳しく注意をしたりもしていた。
犯罪には手を染めない
83抗争のキッカケとなるところで、強姦などの犯罪に手を染めてしまった長内に「不良の道を外れた」と言っている。
不良の道を外れないため、全ての抗争で武器を持っていない。
自分の身体ひとつで戦っている。
まだまだ他にも、硬派だなと感じる部分はありますが今回はこの辺まで。
最終章の高校生編でのドラケンは?
ドラケンイヌピーとバイクショップを経営しているようです。
(店の名前が関東事変後の未来で出てきたのと同じ)
バイクショップだけでは食べていけないので、正通さんのファッションヘルスを手伝って生計を立てているとのこと。
年齢的には高校生ですが、高校には行っていないようです。
六破羅単代に入るよう強引な誘いを受けますが、キッパリと断る。
そんなドラケンには、実は梵のメンバーであるという秘密があったのです。
梵のメンバーになったのは、マイキーを見捨てることが出来ず、何としてでも取り返したいから。
秘密にしていたのは、元東卍メンバーを巻き込みたくなかったからだった。
25巻収録予定となる話数では、ドラケンの人生に大きな動きがあるようです。
龍宮寺堅(ドラケン)の声優や実写版でのキャストは?
アニメ、実写映画、舞台でドラケンを演じた声優・俳優を紹介していきます。
アニメ1期のキャストは?
アニメ1期でドラケンを演じているのは、アイムエンタープライズ所属の鈴木達央(すずき たつひさ)さんでした。
黒子のバスケやFree!、キングダムなどの作品に出演している。
個人的には、黒執事のドルイット子爵がとても印象が強いです。
アニメでは、ドラケンの幼少期も描かれていました。
そこで幼少期を演じていたのは、プロ・フィット所属の石上静香さんです。
はたらく細胞BLACKや食戟のソーマなどの作品に出演しています。
アニメ1期でドラケンを演じた鈴木達央さんでしたが、2期では降板してます。
現状まだ2期のキャストメンバーは公表されていませんので、分かり次第追記します!
残念ながら2期の声優は別の人に。交代の理由や予想はこちら
→ アニメ東京リベンジャーズの声優交代?ドラケン声優は誰?
実写映画のキャストは?
実写映画でドラケンを演じていたのは、ワタナベエンターテイメント所属の山田裕貴さんです。
若手俳優の登竜門である戦隊ヒーロー(海賊戦隊ゴーカイジャー/ゴーカイブルー)からデビューされた俳優さん。
カメレオン俳優と言われる山田さんはドラケンを演じるに当たって、自身の髪を剃り上げたり、マイキーとの身長差を再現するためにインソールで調節したりしていたとのこと。
(マイキー役吉沢亮さん171cm、ドラケン役山田裕貴さん178cm)
ドラケンの髪型になるまでの一部始終がYouTubeで公開されています。
仕上がるにつれて、表情がどんどんドラケンになっていくのに注目!
舞台キャストは?
舞台でドラケンを演じていたのは、ワタナベエンターテイメント所属の陣内将さんです。
テニスの王子様など、原作アニメの舞台作品に多く出演している俳優さん。
なんと、実写映画でドラケンを演じた山田裕貴さんと同じ”男性俳優集団D2″のメンバーなんだそうです。
舞台公演の日程が全て終了し、東京公演のダイジェストがYouTubeで公開されていました。
まとめ
東京卍會 副総長、マイキーの親友としてのドラケン、東卍解散から2年後のドラケン、未来のドラケンと様々な角度から紹介してきました。
マイキーやタケミチに近い人物なだけあって、これだけでは全てを解説・考察することはできません。
別の機会にて、この魅力的なキャラクターについて記事にしていきたいと思います。
今回は、キッカケまで。
コメント