24巻215話において、明司武臣・三途春千夜・瓦城千咒が兄弟であること分かっています。
この3兄弟がどのような関係にあったのかなどについて、解説・考察していきます。
ネタバレは嫌って方、この記事を読んでも漫画は全然楽しめますので、ぜひ漫画を読む事をオススメします!
三途春千夜の兄弟と年齢
春千夜は、これまで年齢も明らかになっていませんでした。
でも漫画241話において、マイキーや場地と同じ小4と書かれていたことからH2世代だということが判明!
そして冒頭に説明した通り、春千夜には兄と妹がいます。
兄は、タケ兄こと明司武臣。
初代黒龍の元 副総長で、年齢は春千夜の10コ上のS55世代。
妹は、瓦城千咒こと明司千壽。
2008年では梵(ブラフマン)の首領となっていて、年齢はタケミチと同じでH3世代。
春千夜とは、年子の関係になります。
ちなみに、千咒の”咒”という字には、呪いや不吉な術をかけるといった意味があるようです。
千壽は、嘘をついてしまったことで3人を変えてしまった後悔から自身に呪いをかける意味で”咒”の字を当てたのかもしれませんね。
春千夜の各抗争での行動などまとめてます
→ 三途春千夜とは?兄弟関係や年齢などのプロフィールも考察
明司武臣は父親代わり
父子家庭で父親が忙しい明司家では、武臣が父親代わりとなっていました。
漫画241話で描かれているように、武臣は父親代わりとして春千夜や千壽を叱っていた。
叱られていたのは、春千夜ばかりだったけど。
春千夜は千壽が粗相をする度に叱られていたため、その不満がついに爆発。
詳しくは、後ほど解説します。
長男が父親代わりというのは、年齢関係が全く同じな佐野家と同じようです。
兄弟関係が悪化したのはいつから?
三天戦争において、千咒・武臣vs春千夜の構図(直接接触はしてませんが)になっています。
武臣が佐野家に行くのに、春千夜と千壽が付いて行くほど仲の良かった兄弟の関係が悪化してしまったのはいつからなのでしょう。
現状、考えられる原因は2つ。
考えられる原因その1:春千夜の口裂け事件
以前から、千壽が粗相をすると春千夜が怒られていた。
佐野家にいる時、千壽の口が悪いのは春千夜のせいと叱られたことで不満が爆発。
春千夜は、千壽に「もうオマエとは口を利かない」と冷たい態度を取ってしまいます。
千壽はこの春千夜の態度が不満だったのか、マイキーのプラモデルを壊したのは春千夜だと嘘をついてしまい、マイキーは春千夜を責めた結果春千夜の口を裂いてしまうのでした。
ただ、この事件でマイキーは「笑えよ、春千夜」と言っている事から単純に喧嘩の結果ではない可能性があります。
千壽もこの時の記憶は断片的にしかないと言っていますし、プラモ壊されただけで春千夜の口を裂くほど攻撃をする。そんなサイコなマイキーではないと信じたいですね。
口裂け事件の全貌はこちらで解説!
→ 東京リベンジャーズ 三途春千夜の口の傷の原因は?過去を解説!
ともあれ、この件で春千夜と千壽の仲が悪くなり、武臣が千壽についたと考えることができます。
しかし、春千夜と千壽の源氏名である”三途春千夜”と”瓦城千咒”は、2人で決めたと24巻215話で千咒が語っています。
この源氏名が、いつ決められたかによって、この原因が成り立つか否かは変わってきますね。
考えられる原因その2:千咒がチームを創りたいと言った時
「東京卍會のマイキーと戦うためにチームを創りたい」「信頼できる人にチームの舵取りを任せたい」と千咒に言われて付いていった武臣。
また、千壽は春千夜は梵のトップが千壽であり最強である事が気に入らないから関東卍會に居る。とも言ってました。
という事はそれ以前である東京卍會の時はまだ春千夜と決定的な離別があったわけではないのではないかと思います。
でも千壽の粗相のことといい、妹ばかりを擁護する武臣に不満を爆発させたことで兄弟関係が悪化したのかもしれません。
ただし口裂け事件の時の春千夜は狂ったように笑っていたので、そのあたりから正常な判断が出来ないようになっていたのかも。
梵天で武臣を相談役としたのは何故?
関東事変後の未来、マイキーを首領、春千夜をNo.2とする梵天に武臣を相談役として置いています。
この世界線での過去がどうなっているか分からないため、明司兄弟の要と思われる千壽の所在は不明。
武臣と春千夜の関係が、良好のままだったのか、一度は悪化したものの何らかの要因で修復したのかも分かっていません。
考察するなら、この世界線でも三天戦争は起こったと思われ、その際に千壽、ワカ、ベンケイはマイキーもしくは春千夜によって再起不能か最悪殺されているのではないでしょうか。
武臣の気の小ささを考えるとそれを見てマイキーに下った可能性もあります。
ただし、タケミチのいる三天戦争で武臣は千壽をかばっているしドラケンの事も後悔しているので、ある程度の正義はもっていると期待すると、春千夜を守る為に梵天に入ったという可能性もありますね。
そしてマイキーは梵のやっていた資金の調達方法に目をつけ、武臣を仲間に引き入れたと考えるのはどうでしょうか。
そうなると梵天の名前に「梵」が付くのは武臣に考慮した結果かもしれません。
考えたのは恐らくココあたりじゃないでしょうか。
まとめ
ここまで三途春千夜と兄妹(武臣・千咒)について解説・考察をしてきました。
春千夜の年齢が分かったことで、佐野家の兄弟と年齢関係が全く同じということが分かった。
これは、何かの伏線なのか偶然なのかはまだ分かりません。
春千夜と千壽が源氏名を決めるにあたって”明司”を使わなかった理由や、関東事変後の未来で梵天の相談役となっていた武臣など、この兄弟には、まだ謎が残っています。
明司兄弟の過去が明らかになることで、マイキーの”黒い衝動”の真の正体が見えてくるのかもしれませんね。
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