黒川イザナに生きる価値を与えられた鶴蝶。
そんな鶴蝶とはどんな人物なのか、過去と未来での動きや幼少期などの視点から解説・考察をしていきます。
東京リベンジャーズの主人公であるタケミチとも何らかの関係があった模様。
タケミチは思い出すまでに時間が掛かっていたが、一体どんな関係だったのでしょうか?
ネタバレは嫌って方、この記事を読んでも漫画は全然楽しめますので、ぜひ漫画を読む事をオススメします!
鶴蝶の身長や年齢と本名は?
性格が負けず嫌いである以外、鶴蝶の本名を含めプロフィールのほぼ全てが明かされていません。
ざっくり分かるのは、年齢と身長くらいです。
鶴蝶の年齢は?
年齢はおそらく、タケミチと同じかその前後くらいと思われます。
後に解説しますが、タケミチが小2の時に鶴蝶が転校をしている。
その頃の鶴蝶とタケミチの体格が同じくらいだったことから推察してみました。
鶴蝶の身長は?
身長は原作中で身長の分かっているイザナ(165cm)と武藤泰宏(187cm)と比較してみました。
3人が並ぶ描写はなかったが、何となく丁度いい階段状になることが想像される。
このことから、おそらく175cm前後ではないかと思われます。
鶴蝶とは本名なのか?
原作でも鶴蝶の本名は明かされていません。
鶴蝶が本名ということは無いと考えています。
理由は、タケミチが鶴蝶と最初に遭遇した時に「鶴蝶」という名前に反応してなかったからです。
鶴蝶のセリフで過去を思い出し「カクちゃん」であると気づきます。
この事から「鶴蝶」は本名ではなく、「カク」という音が入った苗字もしくは名前だったと推測します。
本名は和久井先生からしか明かされる事は無いでしょうが、一鶴(いっかく)とか鶴(かく)の付く名前だったんじゃないかな。とか、鶴蝶ってつけたのはイザナなんだろうな。とか考えると楽しいですね!
鶴蝶の強さ
天竺 四天王で喧嘩屋と言われる鶴蝶は、どれだけの強さをもっているのでしょうか。
関東事変での戦闘シーンを参考に考察していきます。
関東事変の序盤。
15巻129話で、スマイリーと対戦すしている。
ここでは、タケミチと話をするためにワザと負けているが、スマイリーの動きを見越した上での動き方だったと思われる。
関東事変の最終決戦。
19巻164話で、覚醒したアングリーを一発で倒している。
また、イヌピーと千冬が2人掛かりで行くも、瞬殺している。
これまで強烈な攻撃を喰らっても耐えてきた不屈のタケミチでさえ、立ち上がるのがやっと。
これだけでも、なかなかの強さを感じられる。
更に強さを強調していたのが、短刀を所持した武藤に丸腰で止めに入り、腹を一発殴って沈めたところだ。
イザナは鶴蝶の強さを「(鶴蝶に対して)他の四天王の強さは凪」「天竺の主力は鶴蝶一人」と表現している。
以上のことから、鶴蝶は天竺内ではイザナに次ぐ強さを持っていることが分かります。
もし、ドラケンと戦うことがあったら勝負はつくのだろうか?
鶴蝶の初登場は何巻?
『15巻128話』で”天竺 四天王 喧嘩屋”の鶴蝶として初登場します。
鶴蝶が大人になる未来は?
大人の鶴蝶は、聖夜決戦後の未来と関東事変後の未来に登場してきます。
それぞれ、何巻に登場するのか、どんな登場なのかについて簡単に解説していきます。
大人として登場するのは何巻?
鶴蝶が大人として登場するのは『15巻134話』と『22巻196話』です。
『15巻134話』では東京卍會No.3の黒川イザナの部下として、『22巻196話』では梵天の首領マイキー・No.2三途春千代に次ぐ梵天No.3として、登場します。
聖夜決戦後の未来
総長マイキー、No.2稀咲、No.3イザナとなっている東京卍會に所属していた。
イザナの部下で、命ぜられるがままに動いていました。
ここでは、タケミチを射殺するように命じられていた。
そして、何の躊躇もなくタケミチを射殺したのだった。
関東事変後の未来
東京卍會という組織はなくなっていて、梵天という組織が台頭していた。
梵天の首領はマイキー、No.2は三途春千代。
鶴蝶はNo.3として、天竺にいたS62の極悪世代のメンバーたちと所属していたのでした。
たくさんの犯罪に手を染める組織、梵天。
裏切りは即殺害という。
裏切り行為を疑われた3人が殺害されると「死体シッカリ掃除しとけよ」との発言。
このような発言をする一方、東卍解散記念に埋めたタイムカプセルの開封日になるとマイキーに「行かなくていいのか?」と声を掛けていたのでした。
鶴蝶が関わった抗争と行動
鶴蝶が登場したのは関東事変から。
というわけで、関東事変での行動について解説していきます。
関東事変
河田兄弟が突き止めたアジトでタケミチを100人の部下たちと待ち構えていた鶴蝶。
ところが、1vs4で対戦すると部下をアジトから退出させます。
スマイリーとほぼ互角に渡り合うが、スマイリーの蹴りを喰らって倒れてしまう。
鶴蝶が「ちくしょー!!」と叫ぶと、タケミチはようやく”カクちゃん”であることに気付いたところで本題に入る。
「イザナを救ってくれ」
イザナが稀咲に利用されてるなどの理由で、この抗争をよく思っていなかった。
そこで、かつての幼なじみであるタケミチに頼んだのでした。
部下をアジトから退出させタイマンに持ち込み、スマイリーに負けたのはワザと負けたのは、タケミチと話をするためだった。
最終決戦では、覚醒したアングリーを短刀で刺そうとする武藤を丸腰で止めに入ります。
また、マイキーを射殺しようとするイザナの前に立ちはだかり、銃を払い落としたのでした。
その後、稀咲に背後から右肩甲骨付近から鎖骨付近に貫通する1発を喰らってしまう。
本来であれば4発喰らっていたはずの鶴蝶だったが、イザナが身を挺して守ったことで一命を取りとめます。
銃撃の傷が落ちついて退院すると、イザナのピアスを持って孤児院へと向かった。
かつて孤児院で両親の墓を作ろうとした時、イザナに声を掛けられ生きる理由を与えられた場所がある。
そこに土を盛りイザナのピアスを刺して墓を作って、イザナを弔ったのでした。
高校生編での鶴蝶
マイキーがトリガーとなって10年前にタイムリープしたタケミチ。
この世界線では、東京卍會が解散した後で3つのチームで覇権争いをする形になっていたのです。
これを三天時代と称していた。
3つのチームとは、関東卍會、梵(ブラフマン)、六破羅単代である。
鶴蝶は六破羅単代の総代の推薦によって、このチームの首席となっていた。
24巻212話では、ドラケンの勧誘に居合わせたタケミチを六破羅単代に勧誘していたのでした。
今後、鶴蝶とタケミチの関係がどのうになっていくのか注目です。
鶴蝶の過去
鶴蝶の過去について、タケミチ・イザナ・額から左目にかけての傷の3つの視点から迫っていきたいと思います。
鶴蝶とタケミチ
鶴蝶とタケミチの出会い方は分かっていません。
この年頃の出会い方といえば、家が近所もしくは家族ぐるみの付き合いがあるとか縁戚関係があるとか。
しかし、鶴蝶の発言の端々には後者2つに該当するようなものは感じられない。
近所とはいえ互いの家は知らず、公園に行けばいるくらいの関係だったのかも?
出会って以降は、タケミチが小2の時に鶴蝶が転校するまで喧嘩三昧だった様子。
タケミチが「仇を取ってやる」と言っているので、2人と他の誰かが喧嘩していたのでしょう。
この頃の鶴蝶は負けてばかりだったこともあり、口癖は「ちくしょー!!」だった。
この「ちくしょー!!」は後に、タケミチが幼なじみの”カクちゃん”と気付く一言となるのでした。
鶴蝶と黒川イザナ
鶴蝶がイザナと出会ったのは、孤児院に来てから。
事故で亡くなった両親のお墓を作り死のうとしていた日、イザナから生きる価値を与えられます。
「今日からオレが王で、オマエが下僕」
額から左目にかけての傷
幼少期のイザナのとの会話で、両親が事故で亡くなっていると語っています。
どんな事故だったかまでは書かれていないが、鶴蝶も両親と共に事故に遭った際に負った傷と思われる。
鶴蝶が後ろを向いた描写を見ると、額や頭頂部を越えて後頭部に掛かるほどの大きな傷であることが伺い知ることができます。
また、鶴蝶は左右の目が違うことが分かります。
義眼や眼球白濁など、視力に何らかの問題があるのではないかと考えられる。
狭い視野でこれだけの強さ。
この視野がフルだった場合、どれほど強いのだろうか。
視野が狭いからこそ、研ぎ澄まされた感覚があるでしょうか?
キャスト
アニメや実写映画など、声優・俳優のキャスティングの発表はまだありません。
なので、独断と偏見で考察してみました。
アニメ
幼少期の鶴蝶をやるなら、田村睦心さんしかいないのでは!?
「ちくしょー!!」と悔しがるところで、炎炎ノ消防隊のナタクに近いイメージが湧きました。
元気な少年の役も多いですし。
成長してからの鶴蝶は…
幼少期とギャップを大きくするために、ちょっと低めの声で優しさが見え隠れする感じがいいかなと。
実写映画
注目の若手俳優のキャスティングがあったりと、なかなか検討をつけにくいです。
ライダーか戦隊モノ出身者が、キャスティングされそうな気がします。
(マイキー、ドラケンが既にその通り)
まとめ
これまで鶴蝶がどんな人物かなどについて解説・考察をしてきました。
幼少期に負けてばかりだった鶴蝶がイザナと出会い、生きる価値を与えられて”天竺の四天王 喧嘩屋”と呼ばれるまでに強くなっていたのでした。
関東事変をよく思っていなかった鶴蝶が、それでもイザナについて行ったのは孤児となった境遇や幼少期にあった天竺の構想を聞いていたことが影響しているのでしょう。
現在進行中の高校生編では、六破羅単代の首席として寺野南(てらのサウス)の下に所属している。
幼なじみであるタケミチとの関係がどうなっていくのかなど、今後の展開にも注目な人物です。
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