ファンの心を鷲掴みにし、強烈なカリスマ性を持っているマイキーこと佐野万次郎。
ここでは、そんなマイキーの強さや魅力、名言などについて解説・考察していきたいと思います。
また、なぜマイキーという呼び方になったのか、アニメや実写映画・舞台で演じた声優さん・俳優さんを紹介していきます。
ネタバレは嫌って方、この記事を読んでも漫画は全然楽しめますので、ぜひ漫画を読む事をオススメします!
マイキー(佐野万次郎)のプロフィール
身長/体重:162cm/56kg
誕生日:1990年8月20日
血液型:B型
愛機:CB250T(通称:バブ)
兄妹:佐野真一郎、黒川イザナ、佐野エマ
東京卍會 総長として圧倒的な存在感を放っているマイキーですが、かなり小柄です。
ドラケンとの身長差は、なんと20cm以上!
この小柄ながらも圧倒的な存在感については、後ほど解説します。
マイキー(佐野万次郎)の強さは?
「無敵のマイキー」と称されるほどに喧嘩の強いマイキー。
必殺は「蹴り」で、足元が不安定な場所でも強烈な蹴りを繰り出します。
すでに完結している4つの抗争でも、長内信高・半間修二・柴大寿といった年上かつ体格も上回る相手を首より上に狙いを定めて一撃で沈めてきた。
血のハロウィンでは、足元が不安定かつ両足を押さえられている状態にも関わらず、押さえてる人ごと一虎を蹴り倒していた。
そんな無敵のマイキーにも苦戦する相手はいたのです。
関東事変で戦った黒川イザナ。
マイキーの動きがイザナに読まれ、劣勢に追い込まれていた。
後に連続攻撃でイザナの動きを鈍らせたが、なかなかの強敵だった。
以上のことから、無敵のマイキーというのは、ほぼ間違っていないようです。
マイキーを劣勢に追い込んだはずのイザナでさえ勝てなかったのですから。
マイキー(佐野万次郎)の魅力は?
作中に登場してくるキャラクターたちだけでなく、私たち読者までも魅了するマイキー。
そんなマイキーの魅力とは何なのか、迫っていきます。
マイキーの名言
マイキーの最大の魅力と言えるのが、各所で見せる名言があります。
ここでは、たくさんのある名言の中から2つを紹介します。
こんなかにパーの親友(ダチ)やられてんのに迷惑って奴いるっ!?
パーの親友やられてんのに愛美愛主に日和ってる奴いる?
いねぇよなぁ!!
愛美愛主潰すゾ!!!
パーちんが自首した後の集会での名言。
仲間想いのマイキーが、一番悔しいパーちんの想いを大切していることが伝わってきます。
さらに、決意表明をすると同時に共に抗争へと挑む東卍メンバーを鼓舞している。
この名言は、SNSなどでパロディがアップされるほどに浸透しているようです。
いいかオマエら、この戦いに隊長は一人もいねぇ。
俺だけでいい!
関東事変で複数の隊長が天竺に襲われた後に開かれた集会での名言。
隊長の不在、年上を相手にする不安などから東卍の隊員たちの表情が強ばっていた。
そんな不安を全てを吹っ飛ばすマイキーの一言で、隊員たちの表情に力が入っていく描写がされていました。
人を鼓舞する名言の他にも、「女に手ぇ出すわけねーじゃん」など人を思いやる名言もたくさん残してきている。
“端的な言葉で人の心を動かす”というのがマイキーの魅力とカリスマ性を感じさせるのでしょう。
マイキーの行動
マイキーのもう1つの魅力は、東卍総長としてのマイキーと普段のマイキーの行動のギャップが挙げられます。
総長としてのマイキーは名言でも一部紹介したようにドンと構えていて、とても頼りがいがあるように見えている。
しかし、東卍総長から離れると、寝起きは悪くズタボロの古いタオルをいわゆる安心毛布にしているという子供っぽさ!
(しかも、妹のエマに怒られる始末)
さらに、ファミレスに食事に行くとお子さまプレートを注文し、旗が立っていないと駄々をこねてしまうという一面を持っている。
このギャップに、心を鷲掴みにされている方も多いのではないでしょうか。
マイキーの魅力は、この他にもたくさんあります。
面倒見が良いところ、人の前では弱みを見せないところなど、挙げ出したらキリがないほど。
魅力の深堀りは、また別の機会にでも。
マイキー(佐野万次郎)の光と闇
現在進行中の高校生編では、タケミチが10年前に戻って、未来で闇墜ちしているマイキーを救うべく動いています。
ここでは、東京卍會総長としてのマイキーを光、黒い衝動に関わる部分を闇として考察していきます。
マイキーの「黒い衝動」とは?
マイキーは、制御できないもう1人の自分がいると言っている。
それを「黒い衝動」と表現していました。
幼少期から喧嘩に容赦のない部分が見受けられたが、それも黒い衝動の一端だったとするならば幼い頃から内に秘めていたと考えられます。
これまでこの黒い衝動を抑え込むことが出来たのは、真一郎・エマ・場地の存在があったからだとマイキー自身が分析しています。
真一郎・エマ・場地の3人を失い黒い衝動が強く出るようになったマイキーは、東卍を解散し大切な仲間たちとの接触を絶って彼らを守るという決断に至ったのでしょう。
マイキーにとっての東京卍會
東卍は一虎と黒龍の揉め事を収めるために結成されたというのは、何度か紹介している。
マイキーにとっては、別の意味もあったのではないかと考えられます。
黒い衝動は人を殺害しても何も感じないといった側面が見られるが、東卍の信念はそれと相反するもので仲間を大切するものだ。
黒い衝動とは真逆の存在を創ることによって、無自覚のうちに抑え込もうとしていたのではないだろうか。
高校生編でのマイキーの気になる言動・行動
タケミチが飛び降りを謀ったマイキーの腕を捕まえ、マイキーの強い願いが口にされたことで10年前にタイムリープをした。
そのタイミングで、マイキーが自身の手を見ながら「来たか、タケミっち」と呟いている描写があった。
ナオトがトリガーとなっていた時、過去のナオトはタケミチがタイムリープしてきたことに気付いていないようだった。
さらに、戻る時も未来のナオトは記憶が書き換えられた認識があるのみのようでした。
マイキーが手を見ながら呟いたということは、痺れなど何らかの刺激を感じたということなのでしょう。
今までになかったこの描写は何を意味しているのか。
タケミチがマイキーをトリガーとしているように、マイキーもタケミチをトリガーとして一緒にタイムリープしているのか?
はたまた、このタイムリープ劇の黒幕なのか?
今後、この描写についての説明があるのか楽しみですね。
マイキーの過去
高校生編でのタイムリープのトリガーとなっているマイキーだが、東卍総長となるまでにどんな過去があったのか簡単に解説していきます。
マイキーの幼少期は?
マイキーは幼くして両親を失って以降、祖父に育てられていました。
祖父は道場をやっており、そこで近所に住んでいる場地と出会う。
この頃から喧嘩ばかりのマイキーだった。
後に無敵のマイキーと言われる”蹴り”の基礎は、祖父の道場で学んだと思われる。
元々の身体能力に加え、場地と喧嘩を繰り返すことで鍛えられていったのでしょう。
ドラケンと出会うキッカケとなった鮫島一派の件では年上の鮫島を飛び蹴り一発で倒すなど、小学生の頃から強かった。
なぜ「マイキー」になったのか?
万次郎という名前なのに、どうゆう理由でマイキーになったのかという疑問を持たれる方が多くおられると思います。
ここでは、その由来について解説していきます。
異母妹のエマが佐野家に預けられた。
マイキーはエマという外国人の様な名前に「変な名前」と口に出してしまい、祖父に怒られてしまいます。
母親に置いていかれた寂しさと、名前への不満などから、エマは佐野家に来てから一切笑顔を見せることはなかった。
マイキーは自身に「マイケルだからマイキーな!」と言ったのがマイキーの始まりだった。
そして、エマに「今日からマイキーになる」と宣言をした。
“名前だけでも気にしないような環境にするため”の幼少マイキーなりの優しい心遣いだったのでしょう。
東卍を結成したのはなぜ?
血のハロウィン編内で、東卍を結成した当時の話が描かれています。
東卍の結成理由も非常にマイキーらしいものであった。
創設メンバーは、マイキー、ドラケン、場地、一虎、パーちん、三ツ谷の6人。
一虎が1人で黒龍と揉めていたことを場地から聞いたマイキー。
仲間を大切にするマイキーは、一虎を助けるためにチームを作りたいと言ったのがキッカケでした。
(役職などは、場地が全て考えていた)
東卍は組織が大きくなっても”仲間のために命を張る”という信念は大切にされた。
マイキー(佐野万次郎)のアニメや実写版(映画)舞台のキャストは?
マイキーをアニメ・実写映画・舞台で誰が演じたのか、声優さん・俳優さんを代表作など簡単に紹介していきます。
アニメ
アニメでマイキーを演じているのは、賢プロダクション所属の林 勇(はやし ゆう)さんです。
子役から活躍されている声優さんで、ホームアローンのケビンで有名なマコーレー・カルキンさんの吹き替えを何作品かやっていたそうです。
声優としては、ハイキュー!!の田中龍之介などがあります。
マイキー役のオーディションの話をabemaTVの”声優と夜あそび”でしていました。
どうしてもやりたい役だったけど、結果が来るまで不安だったとか。
ちなみに、マイキーの幼少期を演じたのは、プロ・フィット所属のファイルーズあいさんです。
「半妖の夜叉姫」や「ダンベル何キロ持てる?」などに出演されています。
今注目の女性声優さんです。
実写映画
実写映画でマイキーを演じたのは、国宝級イケメンでお馴染みとなったアミューズ所属の吉沢 亮さんです。
デビューは、福士蒼太さんが主演した仮面ライダーフォーゼ。
吉沢さんは、謎の多い朔田流星/仮面ライダーメテオを演じていました。
映画も続編が決定したとかしないとか。
そうなると今のまま吉沢さんが出来るのか気になる所ですが、イメージぴったりなのでこのまま続投してほしいですね^^
舞台
舞台でマイキーを演じていたのは、キャストコーポレーション所属の松田 凌さんです。
ミュージカル「薄桜鬼」など舞台を中心に活躍されている俳優さんです。
松田さんも仮面ライダーに出演経験があるようです。
吉沢さんが出演されていたフォーゼから2作後の仮面ライダー鎧武/ガイムです。
城乃内秀保/仮面ライダーグリドン役で出演されていました。
まとめ
現在話が進んでいる高校生編でのキーマンであるマイキーについて、過去や読者の心を鷲掴みに魅力などについて、簡単に解説・考察をしてきました。
魅力たっぷりの東京リベンジャーズのキャラクターの中でも、魅力盛りだくさんなマイキーについてはまだまだ紹介しきれていません。
この紹介しきれていない部分については、別の機会に。
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