聖夜決戦まで、口数が少なく目立った動きが無かった武藤。
関東事変では、東卍に所属しながらも天竺の創設メンバーで幹部であるという衝撃の事実が。
S62の極悪世代の1人だったり、最強など、武藤に付いてくる二つ名は強そうなものばかり。
そんな武藤について、過去や未来、担っていた特務などについて迫っていきたいと思います。
ネタバレは嫌って方、この記事を読んでも漫画は全然楽しめますので、ぜひ漫画を読む事をオススメします!
武藤泰宏(ムーチョ)のプロフィール
謎多き隊の隊長なだけあって、東卍の隊長でありながらプロフィールも謎なところが多い。
現在分かっている情報について、まとめていきます。
身長/体重:187cm/??kg
誕生日:1987年4月28日
血液型:?
あだ名:ムーチョ
所属:横浜 天竺(創設メンバー、幹部)、東京卍會(伍番隊 隊長)
特徴:強い忠誠心を持っている
ムーチョというあだ名は、誰がつけたのか不明ですがマイキーもイザナ達S62世代もムーチョと呼んでいる事から随分前からの呼び名だったのかもしれません。
武藤泰宏(ムーチョ)の強さ
武藤が最強と称される理由の1つに少年院へと収監される原因となった事件が関係していると思われる。
相手をコンクリートに向かって背負い投げで投げつけ脊髄を損傷させ、半身不随にしたという。
投げ技、打撃など自身の体格を存分に活かした戦闘方法で喧嘩をしていたのでした。
最強と言われる武藤ですが、マイキーやイザナ、鶴蝶や覚醒したアングリーなど敵わない相手もいるようです。
しかし、東卍で特務を担う伍番隊の隊長ということで、隊長クラスではトップクラスに強いと考えられます。
武藤泰宏(ムーチョ)の初登場は何巻?
武藤の初登場は『3巻22話』で、83抗争に他の仲間たちと駆け付けたのでした。
武藤泰宏(ムーチョ)が大人になる未来は?
武藤がそれぞれの世界線で、どんな大人になっていたのか解説していきます。
武藤泰宏(ムーチョ)が大人として登場するのは何巻?
武藤が大人として登場するのは『9巻71話』血のハロウィン後の未来で、東卍の最高幹部となっていた。
血のハロウィン後の未来
タケミチやパーちんたち隊長だったメンバーと共に、東卍の最高幹部となっていた。
最高幹部の1人とはいえ、稀咲が現れると深々と頭を下げていたのでした。
この幹部会の後にパーちん・ペーやんが何者かによって殺害されていることもあり、幹部会以後の消息については不明である。
聖夜決戦後の未来
東卍の幹部クラスだったメンバーがタケミチ以外全員、死亡していたのでした。
武藤の死亡原因については、作中では明かされていない。
他のメンバーが射殺・斬殺など残忍な方法だったことから、これに準ずる殺害方法だったと考えられます。
関東事変後の未来
関東事変の件で少年院に収監されていた武藤だったが、関東事変から半年後に出所。
そこで三途に殺害されているため、この世界線では死亡となっています。
武藤泰宏(ムーチョ)が関わった抗争と行動
武藤がそれぞれの抗争で、どんな行動をしていたのか解説していきます。
83抗争
ペーやんが唆されたあげく裏切る形で始まった83抗争。
東卍4人vs愛美愛主100人の対決になりそうだったところ、場地やスマイリーなど他のメンバーと共に駆け付けたのでした。
キッカケがペーやんだったことから「内輪モメは気乗りしなかったけどよぉ」と言っていた。
スマイリーが「愛美愛主 相手なら…」と続けていたので、存分に暴れたことでしょう。
血のハロウィン
場地の不穏な動きを察知した武藤は、マイキーにこれを報告します。
参番隊隊長任命式の集会でタケミチの行動にムッとした反応を見せたり、抗争に参加はしていたものの、特に目立った動きはなかった。
聖夜決戦
タケミチがボコられ黒龍から宣戦布告を受けたことに関する幹部会に参加していた。
この場で八戒に対し、黒龍の現総長(大寿)の弟であることを隠していたことに関して詰め寄ります。
また、マイキーが八戒の処遇を決めようとする時に邪魔をしたタケミチに「テメェは黙ってろ!!」と一喝を入れたのでした。
聖夜決戦には参加をすることはなく、後の集会に参加していた。
八戒が聖夜決戦のキッカケを謝罪。
その際に「抗争の火種なんてよ、そもそもいつでも、ちっちぇモンだ」と隊長たちの中で最初に発言を始め、八戒を許したのだった。
関東事変
東卍の伍番隊 隊長として、行動が疑わしいタケミチを拉致していく。
イヌピー・ココも別途で拉致していた。
イヌピーが武藤の思考を推察するが、全く違う理由で3人は拉致されていたのです。
ここで天竺の創設メンバーであることを明かします。
錬金術に長けたココの依存すべき人(タケミチ、イヌピー)を消し、ココを天竺に引き入れようと動き出す。
最終決戦では天竺 四天王として臨み東卍と対峙するが、悔しさから短刀を持ち出したところで鶴蝶から腹に一撃を喰らって意識を失う。
意識を取り戻した武藤は、タケミチを中心に東卍がボロボロでも結束をしていくのを目の当たりにして、東卍と天竺の違いについて考えていたのでした。
武藤はこの関東事変後逮捕され、半年ほど東京都鑑別所に収監されますが、出所後元副隊長であった三途春千夜に関東事変の抗争場所である横浜の第7埠頭で惨殺されてしまいます。
その時、武藤は「裏切りの報いか」と思って死んでしまいますので、自分の生き方に後悔していたのではないでしょうか。
先にマイキーに会っていたらと思わずにいられません。
武藤泰宏(ムーチョ)の特務とは?
武藤は16巻140話で、東卍メンバーでありながら天竺の幹部であることを明かしている。
それぞれのチームで、どんな特務を担っていたのか解説・考察をしていきます。
東京卍會 伍番隊隊長としての特務
『総長の合意なくして、東卍の裏切り者を罰する』というのが、伍番隊の特務。
マイキーは、隊長クラスの中で一番喧嘩が強く、強い忠誠心を持っていることから武藤に任せたのだった。
血のハロウィンでは、場地が一人でやろうとしていたことをどこまで把握していたかは分からないが「場地が怪しい」とマイキーに報告をしていました。
天竺幹部としての特務
天竺幹部としての特務は、武藤のイザナへの忠誠心から明確には語られていない。
そこで、発言や行動から特務を推測してみました。
天竺幹部でありながら東卍で特務を担っていたのは、マイキーを崩すための情報を得るためだったと考えられます。
さらに、聖夜決戦の過去が書き換えられたことで特務が増えた。
壱番隊に降ってきたココを天竺に引き入れることです。
資金力のあるココがどれだけ欲しかったのかは、武藤がココに迫った選択などから伺い知ることが出来る。
三途春千夜と武藤泰宏(ムーチョ)の関係は?
三途春千夜は東卍で武藤が隊長をしていた伍番隊の副隊長です。
最初はマイキーに春千夜を任されて面倒を見ていたようですが、腕っぷしと度胸、そして忠誠心の強さから副隊長になったと武藤が回想してました。
武藤は春千夜を信頼していたようで、東卍を抜ける際もマイキーにバレるリスクもあったのに、春千夜には東卍を抜ける事、春千夜には自分の道を行けと促してました。
でも春千夜はマイキーが絶対忠誠の王であったので、この時に決定的に武藤と決別したものと思われます。
これ、武藤は元々マイキーにも自分が絶対の主が居る事を言っていたので、いつ自分を裏切るかもしれない。
と思っていて、春千夜を使って監視してたとしたら・・・。
考えすぎですかね。
そんな春千夜の事はこちらで詳しく解説してます。
→ 三途春千夜とは?兄弟関係や年齢などのプロフィールも考察
黒川イザナより先にマイキーに出会っていたら?
関東事変の最終決戦の最中、19巻167話でタケミチを中心にボロボロになりながらも諦めずに立ち上がり結束していく姿を見て武藤は目に涙を溜めていました。
「これが天竺と東卍の差か」
「天竺は何を目指しているんだろうな、イザナ…」
と、心の声が表現されていた。
これより前に、マイキーと先に出会っていたなら変わったかもしれないとの発言もありました。
もし、マイキーと先に出会っていたら、マイキーとの信頼関係は強固なものとなり、マイキーの闇墜ちを防ぐ一端を担っていたのかもしれませんね。
しかし、マイキーと先に出会うためには傷害事件を防がなくては……
武藤泰宏(ムーチョ)の声優や実写のキャストは?
アニメではどんな声優さんが演じているのか、実写映画で演じるなら誰かについて解説していきます。
アニメ
アニメで武藤を演じたのは、声優・アーティスト・ラジオパーソナリティなど多方面で活躍されている『小野大輔さん』です。
黒執事のセバスチャン・ミカエリス、おそ松さんの十四松など、イケメンからコミカルなキャラクターまで幅広く演じている。
進撃の巨人のエルヴィン・スミスや弱虫ペダルの銅橋正清など、大柄な役も演じられていることもあり、ピッタリだ!と思いました。
実写映画
2021年7月に公開された映画では、武藤のシーンはありませんでした。
今後、実写映画の続編が制作される際にどんな俳優さんがキャスティングされるのか楽しみです。
しかし、原作では12年前にタイムリープするところが10年前になるなど、実写映画仕様にカスタムされているのでどこで出てくるかは分かりませんね。
個人的には、鈴木亮平さんがいいなと思っています。
身長も186cmと武藤と同じくらいですし。
まとめ
これまで武藤の過去や未来、特務などについて解説をしてきました。
最終決戦では、武藤の心が揺れ動き涙を溜めていたシーンにはグッとくるものがありました。
マイキーと先に出会い、マイキーに忠誠を誓っていたら三途との関係も違うものになっていたのでしょう。
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