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葬送のフリーレンのあらすじとネタバレ感想!勇者との死別から始まる物語

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葬送のフリーレンが2021年のマンガ大賞に選ばれました!
「この漫画がすごい2021 オトコ編」でも2位だし、今一番注目できる漫画かもしれません。

アニメ化しないかなぁ。

主人公は勇者パーティの中の魔法使いである、エルフのフリーレン。
彼女がエルフだから感じられなかった事を勇者の死から感じて成長していく。

そんなお話になってます。

今回はそんな「葬送のフリーレン」の各巻のあらすじと感想をお送りします。
あ、ネタバレ感想なので、絶対駄目って方はご注意ください!

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目次

葬送のフリーレンとは?

魔王を倒した勇者一行。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは――

さんでーうぇぶりより「葬送のフリーレン」ページより引用
原作山田鐘人
作画アベツカサ
連載週刊少年サンデー
2020年22・23合併号より連載開始
WEB配信サンデーうぇぶり
毎週紙と同時更新
出版社小学館

勇者パーティが魔王討伐成功後、みんなと寿命が違うエルフ(主人公)が仲間の死を知り、痛みを感じた所から始まる物語です。
そしてPV最高です!!

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葬送のフリーレンの魅力と見どころ

葬送のフリーレンの一番の魅力は、エルフだから人との時間の流れ方が違うフリーレンが、勇者の死を知りその痛みを知り、もっと人間の事を知ろうとする部分です。

フリーレンが気づかなかった人の時間の流れ、そして勇者ヒンメルの言葉や行動が彼女を変えていく。
そこが魅力であり見どころです。

勇者ヒンメルはナルシストで軽薄な事も言いますし行動しますが、基本的には勇者です。
彼ほど勇者だと断言できる人はいないんじゃないかと思ったりもします。

正義感あふれるテンプレの勇者じゃないですが、行動が深い。
そんな勇者にパーティの皆はやはり影響されていて、主人公であるフリーレンもヒンメルの言葉を伝承しようとします。

誰かが語り続けなければどんなに功績があっても忘れ去られてしまう存在が勇者。
これは勇者だけじゃなくて、わたし達のリアルでもあります。

語り継がなければいけない事が身近にもあるかもしれないな。
って思わせてくれた漫画です。

著:山田鐘人, 著:アベツカサ
¥1,848 (2021/07/01 17:38時点 | Amazon調べ)

葬送のフリーレンのあらすじと各巻ネタバレ感想

1巻のあらすじと感想

魔王を討伐した勇者パーティが50年後の約束をして解散します。エルフのフリーレンにとっては50年は特に長い時間じゃない。そう思って言った約束。それを果たしに勇者に会いに行くとそこにはおじいちゃんになった勇者ヒンメルいました。
そして約束を果たすと寿命を迎えた勇者。その勇者の死を感じ、フリーレンはもっとヒンメルの事を知ろうとしたら良かったと後悔し、人間をもっと知ろうとするのでした。

主人公は魔法使いのエルフフリーレンで魔術を集めるのが趣味であり生きがい。
だからずっと旅をします。

勇者の死後パーティメンバーである僧侶の元で弟子をおしつけられ、戦士の所でヒンメルと話をしろと、死者と対話できる場所である「魂の眠る地」を探しに行くことに。

とにかく時間の経過が早い1巻ですが、なぜかゆっくりとした雰囲気を味わえます。
最初の1話でナルシストの勇者、天然の魔法使い、俗世っぽい僧侶、頑固っぽい戦士に魅了され、物語に引き込まれます。

絵もとても丁寧かかれててキレイです。

2巻のあらすじと感想

天然の師匠フリーレンとしっかりものの弟子フェルンの旅が続きます。

途中に幻影鬼を討伐するんですが、この幻影鬼は人を大切な死者の幻影で誘い込み捕食するという鬼です。
そんな幻影鬼が見せるのは、フェルンはもちろん自分を拾って育ててくれた勇者パーティの僧侶ハイター。
一方フリーレンは勇者ヒンメルが出てくる。

ここ、すごく良い。
フリーレンにとって大切な人だったという証明がなされた瞬間であり、この時ヒンメルが言うのは「撃て(自分を)」。
それに対してフリーレンは「ヒンメルならそう言う」。
このやり取りの中にフリーレンが持つ勇者ヒンメルのイメージが伝わり、すごく良い(しつこくてすみません)。

その後に竜の恐怖にある村で戦士アイゼンの弟子と出会い、仲間になります。

これで前衛、魔法使い×2、僧侶が揃えば勇者パーティに近づきます。

次に向かった街では魔族をみかけ交戦しようとしたフリーレンは拘束されてしまいます。
その街は魔族と和睦を結ぼうとしていたのですが、フリーレンは魔族と和睦なんて絶対に出来ない事を知っていたからすぐに殺そうとしたのでした。

この辺りは戦いの部分が出てきます。
グロ描写も無くはないのですが、美しいファンタジー映画を見ているような漫画なので、グロいの苦手な人でも読ると思います。

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3巻のあらすじと感想

魔族との戦いを制したフリーレンとその一行はフリーレン以外のエルフと会ったり、勇者の剣を守る剣の里にいったりしながらとある村にたどりつきます。

そこには自堕落に過ごす僧侶がいて、フリーレンは彼を仲間にする事に。

3巻はこれ言ったらネタバレ(強)になるよなー。って部分が多くてあらすじが書きにくいですね・・。

ただ勇者ヒンメルの存在感がどんどん上がってきてます。
この所のフリーレンの行動指針や言動の中にもヒンメル度があがってきている気がする。

それだけ葬送のフリーレンという物語の中で勇者ヒンメルの存在が重要だと言う事だろうな。
勇者ってすごい。

3巻では僧侶も見つかりそうだし、これで「魂の眠る地」への旅路は万全になってきました。
ますます面白さがましている3巻です。

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4巻のあらすじと感想

僧侶ザインの重い腰を上げさせ旅の同行に引っ張り出す事に成功したフリーレン達。
ザインの目的は一緒に冒険者になって旅に出ようと誘ってくれた友達の「戦士ゴリラ」を探すこと。

そのためにフリーレン達と行動を共にする。

今回の4巻は割と短話で話が終わるものが多く収録されてます。

フェルンの誕生日の話、ヒンメルにフリーレンがもらった指輪の話、ザインがフリーレンを信用する話、シュタルクが貴族の息子の影武者をする話、フォル爺との話、戦士ゴリラの後を追うザインとの別れの話、フェルンが熱を出した話、一級魔法使いの資格試験の話序章。

1冊に盛り沢山であり、僧侶ザインとはこの巻でお別れです。

え?ザインパーティに入るんじゃないだ・・・。
でも後に合流しそう。

あと、フェルンとシュタルクがこの巻中ずっと恋人未満な感じで、ザインと同じく「もう付き合っちゃいなよ」ってつっこみたくなる。

で、この巻で印象に思ったのは、ヒンメルってフリーレンの事好きだったのかも。って事。
以前からそうなのかも。って思っていたんですが、今回の指輪の話でなんとなく確信した。

でもエルフと人間の寿命が違うからヒンメルは告白できなかったのかな。って。
たしかヒンメル独身だったし。

なんだかせつなくなりました。

まとめ

今回は「葬送のフリーレン」のあらすじと感想をまとめてみました。

まだまだ完結しないので、今後発刊したら追記していこうと思います!
とりあえず、面白いから読んでみて!!

著:山田鐘人, 著:アベツカサ
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