7話は美里の入寮とアオ高新体操部設立の回想でした。
県大会を通過し、更には美里の入寮で喜びにわくメンバーたちでしたが地区予選の前には中間試験があります。
赤点の危険がある七ヶ浜、女川、亘理、翔太郎は猛勉強に励んでいました。
そして翔太郎と美里に部の生い立ちを聞かれ、七ヶ浜たちは現役時代の志田のことやアオ高新体操部を設立するために尽力したことを話し始めます。
回想は志田の視点から描かれ、現役時代の志田の話を中心としたものでもありました。
現役時代の志田は馬渕が言っていたように性格に難があり口も悪いですが、言っていることは至極当たり前です。
練習メニューに対し不満をこぼすだけで努力をしないチームメンバーに、自分に厳しく努力をするからこそ技を磨く志田は苛立ちを覚えていたようでした。
怪我をきっかけに現役を離れ、奥様と出会ったことにより今の穏やかな志田になったようですね。
奥様の登場に驚きを隠せなかったバクテン‼8話のあらすじとネタバレ感想です。
バクテン‼8話「お世話します!」のあらすじ
中間試験を無事突破した男子新体操部だが、新たなトラブルが発生。
出典:アニメ「バクテン!!」公式サイトより引用
なんと、3年の女川ながよしが、事故で足を負傷してしまった。
女川の回復を全力でサポートする翔太郎たち。
だが、そんな女川は、他の部員にも言えない隠し事をしているようで……?
入寮した美里の几帳面さなどにつられ、寮生の雰囲気も引き締まります。
監督からは地区予選一位突破を目標に演技の構成も更に難易度を上げることを提案されモチベーションも上がっていました。
そんな折、女川がバイクとの接触事故にあい全治二~三週間の怪我をしてしまいます。
地区大会への出場が危ぶまれる期間に他のメンバーも危機感を募らせました。
言外に含みを持たせる志田からもしっかり休養するよう念を押され、女川は寮でも至れり尽くせりで過ごします。
翔太郎は美里にふたり付きっ切りで世話をしようと提案し、女川の部屋に報告へ向かいます。
何度もノックし声をかけますが返事はありません。
そっとドアを開け部屋を覗くと、そこにはTAN TAN Girlsの曲を聴きながら怪我をした足もなんのその、踊り狂う女川の姿があったのでした。
バクテン‼8話「お世話します!」の見どころ
スランプとは少し違うかもしれませんが、練習から離れたいと思ってしまった女川は事故に合った際の怪我を大げさに報告します。
志田は気付いていたのか含ませた言い方をしていましたが、女川を待つようでした。
足の怪我にも関わらずメンバーたちは至れり尽くせりです。
あまりの過保護っぷりに女川も引いていましたね。
途中、怪我が嘘だと翔太郎と美里に知られてしまいますが、なんとか頼み込み隠し通してもらいます。
嘘のために美里と同室になり、美里の勤勉さなどを目の当たりにする女川でした。
女川には新体操部を作れば良いと言ったものの作るための奔走はすべて自分以外の人がしていたことが負い目のようにあったようです。
そのためにエースとしてアオ高を引っ張ってきましたが、美里という新しいエースになり得る選手が入部し、更には県大会でのミスも女川の心を折るものだったのでしょう。
バクテン‼8話「お世話します!」の感想
実際のところ本当に怪我をしていたのかはわかりませんでしたが、大げさに言ってしまう女川の気持ちもわかりますよね。
自分よりもずっと優秀で、経験さえも上である後輩、というのは複雑です。
それが自分のポジション(女川の場合、エースという肩書)を脅かすならなおさらですよね。
七ヶ浜と築館から寄せられる信頼や、美里の思いもあったでしょうが、前向きに上を目指すTAN TAN Girlsのまあちょんに励まされ練習を再開させたのがとても女川らしく良かったです。
なによりもこのとにかく重たい話を重たいだけにせず、息が吐けるコミカルさが間に挟まることで良い塩梅に中和されるのが本当に助かります。
監督の最初から気付いていたような含みのある言い方であったり、食卓でのもう補助とか介助とか通り越して介護状態のシーンなんかはBGMと相まって非常に面白かったです。
あと木の上から翔太郎と美里が登場する謎のシーン。
猿か!と思いましたが野山に囲まれたタイプの田舎に住む運動出来る子は大体猿なんで猿か……と納得してしまいました。
バクテン‼感想記事一覧
「バクテン!!」はFODプレミアムで見逃し配信見られます
FODプレミアムはお試し期間があり、
↓雑誌や書籍も購入できます↓
※無料期間中に取得可能なポイントで有料作品を楽しむことができます!
まとめ
今回はアオ高のエースである女川を中心とした話でした。
県大会での女川のミスはアオ高が二位に甘んじた原因となりました。
そして経験も実績もある美里の存在は更に女川を追い詰めていたようです。
バイクと接触しかけなにかしらの怪我はしたのでしょうが、全治二~三週間と大げさに言ったのは身の振り方を考えたかったからでしょう。
察していたような志田はしっかり休むようにと念を押し女川の長所を伝えていましたが、急かしているわけではないように思いました。
美里も女川に思うところがあったようですがまったくの見当違いで当の本人に笑い飛ばされてしまいます。
最初のころから少し天然というか、ツッコミよりはボケ成分の強いキャラだなとは思っていましたがここ数話は特にそんなシーンが増えましたね。
この先も新たな美里の魅力を見せてもらいたいです。
次回も非常に楽しみですね!
【アニメ:バクテン!!感想】
- バクテン!!1話ネタバレ感想とあらすじ!演技のリアルさに感動した
- バクテン!!2話ネタバレ感想とあらすじ!青春のきらめきと仙台の美しさ
- バクテン!!3話ネタバレ感想とあらすじ!迷子と鹿倒立と鬼ごっこ
- バクテン!!4話ネタバレ感想とあらすじ!寝ても起きてもライバルと新体操!
- バクテン!!5話のネタバレ感想とあらすじ! 夜の学校でかくれんぼ!
- バクテン!!6話のネタバレ感想とあらすじ!折れた心をすくう一言
- バクテン‼7話のネタバレ感想とあらすじ!台所バトル勃発!?
- バクテン‼8話のネタバレ感想とあらすじ!推しにまさる原動力はなし!
- バクテン‼9話ネタバレ感想とあらすじ!トラウマと憧れのひと
- バクテン!!10話のネタバレ感想とあらすじ!緊張と不安の大掃除
- バクテン!!11話のネタバレ感想とあらすじ!みんなで一緒に飛ぶということ
- バクテン!!12話のネタバレ感想とあらすじ!走り抜ける青春の向こう側!
【関連記事】