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バクテン‼9話ネタバレ感想とあらすじ!トラウマと憧れのひと

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とうこ

8話はアオ高の3年、女川を中心にしたお話でした。

アオ高のエースとして部をけん引してきた女川でしたが、自分よりも実力も経験もある後輩、美里に複雑な気持ちを抱いていました。
県大会の演技ではミスを犯し、そのミスが原因となり予選は突破できたもののアオ高は2位となります。
不甲斐なさなども相まってか女川は気まずく思っていたようでした。

そんなとき女川はバイクと接触しかけ怪我をしてしまいます。
松葉杖姿で現れた女川にメンバーたちは動揺し、完治が大会直前と聞き更に慌てました。
治るまでは絶対安静とし各々甲斐甲斐しく世話を焼きます。
翔太郎と美里が女川の世話をするため部屋に向かうと、そこには怪我をした足で平然と踊る女川の姿がありました。

七ヶ浜や築館からの信頼や、美里の体操に対する思いや努力、そして推しの頑張りに励まされた女川は考えを改めるのでした。
推しに活力をもらえるのはどの世界線でも一緒ですよね!

推し活の良さも再認識できるバクテン‼9話のあらすじとネタバレ感想です。

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目次

バクテン‼9話「甘えてよ!」のあらすじ

出典:アニメ「バクテン!!」公式サイトより引用

東北地区大会を勝ち抜くため、監督から新しい試技内容として
提案された、翔太郎との『組み技』に浮かない顔をする美里。
いざ、2人で挑戦してみると、何度やってもうまくいかない。
そんなある日、突然美里が部活に顔を出さなくなってしまった。
学校にも来ない美里を探すべく、翔太郎たちは、美里の家を訪ねる……。

出典:アニメ「バクテン!!」公式サイトより引用

演技の難易度を上げるために組み技もさらに難しいものへと修正されました。

栗駒の作ったシミュレート動画を見てメンバーが盛り上がるなか、美里の表情が強ばります。
中学時代、組み技の練習中にチームメンバーと衝突したことがトラウマとなっていたようでした。

トラウマを隠したまま難易度のあがった組み技の練習を始めますが、何度繰り返しても上手くいきません。
今までどんな技も難なくこなしていた美里の失敗が続きます。
痺れを切らした亘理から、美里が失敗するのは自分たちを信用していないからだと言われてしまうのでした。

放課後、美里は部活にも出ず寮にも帰りません。

翌日も朝から学校を休み言い過ぎて傷付けてしまったのだと亘理は頭を抱えてしまいます。
志田は美里の自宅を見に行くと伝えメンバーを安心させ、翔太郎にはついてくるように伝えるのでした。

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バクテン‼9話「甘えてよ!」の見どころ

以前から何度か回想されていた美里の組み技の失敗に関するお話に触れました。
志田に憧れていたような描写もシロ高との合宿の回にありましたね。
そして同じく合宿の回で美里と歩いていた女性は美里の叔母、咲子だったようです。

その咲子から美里が幼いころに両親は亡くなっており、そのせいか自立心や独立心が強いことを聞かされます。

仲間思いで信頼もしているが、他者を頼りきれないのだと。
それは美里の心の問題で、第三者がどうこうできることではありませんよね。

一通り話を聞き帰ろうとしたところで美里と会います。
志田は翔太郎に一縷の望みを託すのでした。

翔太郎とふたりになった美里は自分の欠点をつらつらと並べ、信じるための覚悟を決めたから大丈夫だと話します。
その言葉を翔太郎は否定します。
信じると言いながら自己完結していることを指摘しそれは信頼ではないと語気を荒げます。

途方に暮れる美里に翔太郎は『甘えれば良い!』と答えるのでした。

バクテン‼9話「甘えてよ!」のネタバレ感想

ご両親の話やトラウマの話など、過去回で何度か立てられていたフラグが回収されました。
美里の本質は翔太郎ほどではないにしろお人よしで、少し抜けたところのあるごく普通の少年なんでしょう。

ですが自立しなければならない、人を頼ってはいけない、という思い込みで他者との関わりに積極的になれず、どこか一歩離れているような、一匹狼のような雰囲気がにじみ出てしまっている。

ストーリーの端々で見えた美里の思っていたよりころころと変わる表情だったり、押しの弱さだったりというのはこういった美里の本質的な部分からなるものだったのかな、と考えてしまいます。

監督に憧れていた、という少しだけ立てられていたフラグも綺麗に回収され……

スクラップブックを見ていた監督の表情が変わったのは恥ずかしい切り抜きがあったからなのか、翔太郎の言葉に感極まったのかどちらなのか気になります。

とうこ

あと『たんささにんみど』が耳から離れないんですけど……

バクテン‼感想記事一覧

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まとめ

今回は美里を中心とした話でした。

美里がいつもどこか一歩離れたような場所でメンバーを見ていた理由などが判明しました。
信頼すると決めた、と言う美里に翔太郎が怒るシーンはぐっときましたね。
そうですよね。

信頼って決めたからする、出来るというものではなく、お互いがすり寄せて築き上げていくものですよね。
甘える、という言葉のチョイスがとても高校生らしくて微笑ましかったです。

見ているとキャラクターの年齢を忘れてしまうアニメも多いなか、本当に翔太郎は子供らしく、そして青少年らしく見ていて自然と笑顔になってしまうキャラクターですよね。
推しはアオモリンゴリラくんなんですが、やはり息子にと思ってしまうのは翔太郎です。

10話も非常に楽しみです!

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