血のハロウィン編とは？ネタバレのあらすじと抗争の内容を解説！原作漫画では何巻かも紹介！

完全にネタバレしてますので、絶対に事前に知りたくない！という方はブラウザバック推奨です！

血のハロウィン編は漫画で読んでからアニメを見るとより理解が深まりますよ！

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アニメ２部「血のハロウィン編」とは？あらすじ紹介

血のハロウィンとは2005年10月31日の東京卍會とバルハラの抗争を言います。
アニメでは１期の２部がその抗争を描いたパートであり「血のハロウィン編」と称しました。

アニメ「血のハロウィン編」あらすじ

８３抗争でドラケンを救い現代に戻ったタケミチはまたも東京卍會がヒナを殺す未来を変える事はできなかった。
さらにヒナを殺したのが敦であり前回と同じセリフを聞いてしまう。
タケミチは何も変えることが出来なかった事を実感する。

しかも助けたドラケンは死刑囚になっていた。
ドラケンと会った事で稀崎をこのままにしておけない事で自分がもう東京卍會のトップになるしかないと過去に戻る事に。

戻ったのは東京卍會の集会の日。
そこで発表されたのは稀崎鉄太の東卍の参番隊隊長への就任だった。
そこに突然現れた壱番隊隊長、場地圭介は東卍を脱退し芭流覇羅（バルハラ）へ入る事を宣言する。

タケミチは幼馴染の場地を引き戻してほしいと願うマイキーに連れ帰ると約束するが、芭流覇羅（バルハラ）には東卍創設メンバーである羽宮一虎がいて場地は一虎に従っていた。

一虎はマイキーを潰す（殺す）事を目的にしていた。

そして場地を一人にしたくない壱番隊副隊長の松野千冬とタケミチは協力して場地を説得しようとするが止まらない。

ここに東卍VS芭流覇羅（バルハラ）の抗争が始まる。

血のハロウィン編ー事件の解説

血のハロウィンと呼ばれるようになる、東京卍會とバルハラの抗争は、単純な椅子取りゲームではありません。

稀崎の思惑と一虎の狂ってしまった想いが大惨事へと物語を進ませてしまいました。

各自の思惑

東京卍會の皆は場地も千冬もタケミチも、もちろんマイキーもドラケンも皆の事を思って行動してます。
今回の抗争は仕掛けられて受けた形です。

裏でストーリーを作っていた人物がいなければ普通に抗争して終わっていただけかもしれません。
子供の喧嘩です（その言葉で片付けられない暴力がありますが・・・）

だけどそれは殺しなんて無粋な事にはならなかったハズです。

血のハロウィンの原因

なぜこの抗争は起こってしまい場地が死ぬ事になってしまったのかを考えると、原因は２つだと断言できます。

1. 稀崎鉄太が東卍の乗っ取りを画策しマイキーの信頼を得たいという想いで自作自演の出来レースを計画した
2. ちょうど良くマイキーを殺したいという羽宮一虎が出所していて稀崎が誘導する事が出来てしまった

この抗争のストーリーを描いたのは稀咲鉄太です。
バルハラの別名称は「首のない天使」。つまりトップが見えない（居ない）グループという意味になります。
稀咲が影の総長という意味ではなくあくまでもトップはマイキー、自分がなる必要はないと考えてます。

芭流覇羅（バルハラ）について解説してます
→　芭流覇羅（バルハラ）の総長は？マイキー？結成理由やメンバーの紹介と特攻服の情報も

この抗争で稀咲はどっちが勝っても良かった。
バルハラが勝てばマイキーをバルハラの総長に、東京卍會が勝てばバルハラは傘下に、どっちに転んでも稀咲はマイキーに恩を売る事ができるように半間や一虎を使って仕向けていました。

稀咲についてはこちら（ネタバレありなので注意！）
→　稀咲鉄太の正体は？タイムリープしている黒幕？目的から死亡まで解説！ネタバレ注意

羽宮一虎はどうしてマイキーを潰したいのか

東京卍會創設メンバーでありながらもマイキーを潰しにかかる一虎。
なぜ一虎がそうなってしまったのか。

それは一虎と場地が起こした、マイキーの兄真一郎の死亡事件が原因でした。
一虎はマイキーの誕生日にどうしてもバイクをプレゼントしたくて場地を誘いカッコいいバイクCB250Tを盗みにバイク屋に入ります。

でもそこはマイキーの兄真一郎のバイク屋でした。
見つかったと思った一虎は真一郎マイキーの兄だと気づかないまま、殴リ殺して場地と共に捕まります。

この時一虎は自分のやった事が信じられず、全てマイキーのせいにすることで自分の心を守ろうとしてます。
マイキーにプレゼントしたくて盗みに入って、マイキーの為にやった事で、だから全てマイキーのせいで、だったら殺さなくちゃ。という精神の流れはすでに常軌を逸した考え方です。

ここで一虎は壊れてしまっていたのかな。と思います。
東京リベンジャーズを読んでいると中学生とは思えない考え方が多くうっかり年齢を忘れがちですが、その更に前この時の一虎と場地は12歳です。
大人でも罪悪感で病んでしまいそうな状況に子供が耐えられるハズない。

だれか助けてくれる、一虎の心に気づき守ってくれる人がいればと思わずにはおれませんでした。

一虎のことはこちら
→　羽宮一虎とは？現在(大人)から過去までをネタバレで紹介！プロフィールや名言も

場地はなぜバルハラに入ったのか

東京卍會創設メンバーである壱番隊隊長の場地圭介が、東卍のメンバーを裏切ってバルハラに入る事は本来あり得ません。
だけど場地は稀先の思惑に気づきそれを阻止するために、一人バルハラに入りこみます。

マイキーを助けるのと同時に稀咲を潰したいという思いもあったハズ。
そして一虎を見張っておきたかったという思惑もありそうです。

一虎がマイキーを潰しに動く時に止められるようにしていたのかな。と。

バルハラに入る為に可愛がっていた副隊長の松野千冬をボコボコにするあたり、相当の覚悟を持っていたのは確実です。

場地の脱退の理由について詳しくはこちら
→　場地圭介が東卍を裏切り脱退！血のハロウィンで死亡した理由とは？

タケミチ・千冬の想い

千冬は場地をものすごく尊敬していて、男として惚れています。
過去喧嘩が強く誰も尊敬できなかった千冬にとって場地は初めて尊敬し敬語を使った相手で、絶対的に信頼しています。

だから場地が東卍を脱退して敵対している半間が居るバルハラに行ったとしても、そこに何かあると絶対的に信じて手伝おうとしますし、一人でやるのを止めようとします。
稀咲の事を疑ってるけど、稀咲の事は場地から聞かされたわけじゃなく近くに居たからわかる。って断言もしました。
それだけの時間を二人は一緒にいて信頼があったってすごい事ですよね。

そしてタケミチは現代に一旦戻って再度ドラケンに聞いたりして、未来では一虎が場地を刺して殺してしまい、それを見たマイキーが暴走し一虎を殴り殺してしまうと、未来は変えられないと結論づけます。

未来の現実は凄惨で一虎を殺したマイキーの変わりに稀咲が用意した身代わりが捕まり、それを恩としてバルハラを母体にして東京卍會は新生され巨悪になってしまいます。

その未来を回避するための今回のタケミチのミッションがこれです。

千冬と場地の出会いはこちら
→　場地圭介と松野千冬の出会いはいつ？場地は留年？死因についても
千冬がペットショップオーナー？場地を思ってか？
→　千冬がペットショップを経営するのはなぜ？場地の夢だったから？

血のハロウィンの結果ー死亡者と逮捕者

そうして始まった東京卍會とバルハラの抗争の結果、１人と死亡者と１人の逮捕者を出し東京卍會勝利で終わります。

死亡者・・場地圭介
逮捕者・・羽宮一虎

マイキーが一虎を殺してしまうのはタケミチの活躍で回避されました。
けれど場地圭介を助ける事はできませんでした。

なぜなら、マイキーを暴走させないように場地が自分で自分を刺してしまうからです。
一虎には刺されたものの、それによって死ぬのではなく自決することで一虎に殺されたわけではないとマイキーに伝えたかった場地には本当に泣けます。

場地の最後、東卍創設メンバーは自分の宝でありそれをタケミチに託して、そして千冬にありがとうと言って死んでいく。
それでも止まらないマイキーを止めたタケミチの言葉は重くそして良くやった！と褒めたい。

これでマイキーが一虎を殴り殺してしまったら場地は死に損になってしまうから。

でも悲しい。
これがアニメになったらもうホント号泣です。

血のハロウィン後

血のハロウィン後、半間率いるバルハラ300人が東卍傘下に降ります。
新たに陸番隊の誕生です。

今日のラクガキ

血のハロウィン後
マイキーに今後を相談する千冬

マイキー「真面目な話、オレはオマエが辞めんのはゼッテー認めねーよ」
2人「…」
千冬「パフェ完食しましたね」
マイキー「ごめん…美味しくてつい」
2人「…」

（和） pic.twitter.com/ztq1L5bdld

— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 30, 2018

そしてもう一つ壱番隊の隊長に千冬の推薦でタケミチが就任します。
これで少し東京卍會トップに近づいたタケミチ。
そう思って現代に戻ります。

この時のタケミチはおそらく未来で情報を得ようとしたのかな。と思います。
バルハラを東卍に引き入れた事で稀咲は東卍内部の評価が上がったので、乗っ取り一歩手前の状況。
タケミチが壱番隊隊長になったのでかろうじてまだ希望はある。
そう思って未来に帰っただろうタケミチ。

そこは激変した現代でありタケミチの人生も大きく変わっていた。

血のハロウィン後はぜひ漫画で！

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血のハロウィン編は原作漫画の何巻？どこまでやる？

まずは結論から。
アニメ「血のハロウィン編」は原作漫画５巻36話〜8巻69話あたりまでと予想します！

血のハロウィン抗争の終息と総決算集会の後までやるのが一番区切りが良いと思われますし、なんといっても場地と千冬の出会いも入れる事ができます。
というかこれはぜひアニメ化してほしい！！

場地と千冬の出会いについて詳しく解説してます。
→　場地圭介と松野千冬の出会いはいつ？場地は留年？死因についても
場地の思いを受け継いだ？千冬の将来「ペットショップ」についてはこちらで考察してます
→　千冬がペットショップを経営するのはなぜ？場地の夢だったから？

その後現代に帰ってみるとタケミチはDVD屋では働いてなかったーー。

どーなってんのーーってタケミチが叫んで1期終了！となっても面白いかもしれない・・・。

まとめ

ということで今回はアニメ１期２部「血のハロウィン」の解説をお送りしました。

色々と書きましたが、血のハロウィン編は83抗争以上に重い展開になりますが、タケミチの場地を助けたい、マイキーを助けたいって気持ちが強く、強く伝わってきます。

複雑に絡んだ主要人物達の思惑が見どころなんで、アニメ超楽しみです！
漫画も泣けるからぜひ読んで欲しい。

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